close up photo of dishwasher

ドイツは,優れた工業デザインと機能性を誇る家電製品の本場です。モダンでカッコイイデザインのものが多いですよね。
Miele(ミーレ),Bosch(ボッシュ),Kärcher(ケルヒャー),Braun(ブラウン),Siemens(ジーメンズ),AEG(アーエーゲー)など,世界的に有名なメーカーが揃っており,日本でも「高級でおしゃれ」というイメージが定着しています。

SNSでは,高級マンションや有名人のお宅にミーレの家電が映り込んでいるのをよく目にします。近年,日本でもドイツ家電は人気のようです。確かにデザイン性とブランド力は魅力的です。

ドイツ製家電はとってもオシャレ!ですが,ドイツで実際に生活している私の視点から,「おすすめできる家電」と「日本製の方が優れている家電」を正直にご紹介したいと思います。

大容量で家族向け,しかもエコ

ドイツの食洗機は,日本製と比べて圧倒的に大容量です。標準サイズは幅60cm,高さ82cm,奥行き60cmで,日本の住宅にも無理なく設置できます。4人家族の朝食・昼食の食器はもちろん,フライパンや鍋,水筒まですべて一度に入るため,後片付けが格段に楽になります。

  • 乾燥まで完全自動
    食洗機の稼働時間は2.5-3時間とやや長めですが,食器が乾くまでそのまま放置できます。食事の間隔が4-5時間空く生活スタイルなら,所要時間は気になりません。それよりも,すべての食器や調理器具が一度にきれいになる利点の方が重要です!食後の片付けでは,ほとんど手洗いする必要がなくなりました。
  • エコで節水
    手洗いよりも水の使用量が少なく,環境にも優しい設計です。まさにドイツらしいSDGsを重視した家電といえます。

4人家族,朝食+昼食分を入れてもまだ余裕があるサイズ感

普段使っている自動コースの稼働時間は2h 20min

結論:
家族が多い家庭や調理器具をよく使う人には,ドイツ製の食洗機が最適です。特にMieleやBoschのモデルは,使いやすさと耐久性が抜群です。

高性能だけど時間がかかりすぎる!

ドイツ製の洗濯機は,繊維の種類や汚れの種類に応じた豊富なプログラムを備えています。水温,脱水の回転数,すすぎの回数まで細かく設定できる点は魅力的です。しかし,この細かな制御が仇となり,洗濯に時間がかかりすぎるのが最大の欠点です。

  • 時間のストレス
    普通の洗濯コースで2時間以上,エココースでは3時間半以上かかります。朝の忙しい時間帯に手早く洗濯を済ませることができません。
    さらに,最速コース(15-30分)を使用すると,すすぎ不足で洗剤が残ることが毎回です。これはヨーロッパの水が硬水のせいもあるかもしれません。
    脱水時のバランス調整にも時間がかかり,予定時間より10-20分延長されることが多いです。
    特に平日の朝,子どもの汚れ物が急に出たときには,この稼働時間の長さが本当にストレス!!例え,尿漏れなどがあっても出勤前にパパッと洗濯することができません。
  • 日本製洗濯機の便利さに感動
    一時帰国の際に日本の洗濯機を使うと,その便利さに目を見張ります。30-40分で洗濯が完了し,すすぎ残しもなく,短時間で効率よく家事をこなせます。細かい設定はなくても,「標準」「デリケート洗い」程度のシンプルなコースは兼ね備えてあり,脱水時間の長さが設定できれば十分です。
  • 容量も7-9kgと標準的
    日本のドラム式洗濯機で容量が10kgオーバーのものがあることと比較するとドイツ製洗濯機の容量はそれほど大きくはありません。容量に制限が出てくるのは,食洗機と同様に,幅60cm,高さ85cmの標準規格があるためです。標準規格があることで,洗濯機の置き場をバスルーム以外にもキッチンのカウンター下などに配置することが可能になります。設置場所の自由度が高くなる点は便利。
    一般的に1日あたりの1人分の洗濯目安量が1.5kgといわれるので,理論的には4-5人家族の場合,毎日2-3時間かけて洗濯を回す必要が出てきます。
  • エコで節水はドイツ製に軍配
    EUではエネルギー効率や使用する水の量などに対する厳格な規制があり,販売される家電は環境に配慮した設計でなければいけません。その結果,省エネ・節水効率は高くなりますが,その分時間がかかります。日本の洗濯機はユーザーの利便性と使いやすさをより重視した設計になっています。

結論:
ドイツ製洗濯機は性能は高いものの,現代の忙しい生活スタイルには合いません。短時間で効率的に洗濯を済ませたい人には,日本製の洗濯機がはるかに便利です。

ドイツ製家電は確かにおしゃれで高性能ですが,購入時には自分の生活スタイルに合っているかと重要視する項目についてしっかり考える必要があります。

  • おすすめ:食洗機(大容量&エコで家族向け)
  • 非推奨:洗濯機(高性能だけど時間がかかりすぎる)

おしゃれな雰囲気に惑わされず,自分のライフスタイルに合った家電を選んで,より快適な暮らしを送ってください!

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Mamamarie

ドイツ在住。二児のママ。

大学院卒業後,ポスドクとしてドイツで働く。リケジョ。

このブログでは海外での出産・育児や日常生活をシェア。海外生活で色々とカルチャーショックに直面しつつも,リラックスした子育てライフを発信していきます。

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