ドイツでは,出産後の病院滞在期間が約3日と短いため,日本のように病院で授乳や沐浴指導を受けることが一般的ではありません。代わりに,ほぼ毎日「ヘバメ」と呼ばれる訪問助産師が自宅に来て,赤ちゃんとの適切な接し方やママのケア方法を教えてくれます。この記事では,私たち夫婦がヘバメから教わった産後の腹部マッサージをシェアします。

私がヘバメから教わった産後の腹部マッサージは,ただのマッサージではありません。このマッサージは,腹部の臓器の位置を正しい位置に戻し,悪露の排出を助けるほか,赤ちゃんが生まれた後で形が変わってしまったお腹を,ママ自身がポジティブな気持ちで受け入れるために役立ちます。気持ちの良いマッサージを受けることで急激なホルモン変化によって不安定になりがちな精神面の安定にも役立ちます。さらに,パートナーがママの体をいたわるための手段としても,また二人のボンディングを強化するためにもなります。

産後の生活は赤ちゃん中心となりがちで、ママは赤ちゃんを抱っこしたり授乳したりすることでオキシトシンが分泌されますが,パートナーとの時間は自然と減少してしまいます。このマッサージは,パートナーとの距離を縮めます。私自身,産後赤ちゃん以外に対してはガルガル状態になることが幾度のなくありましたが,このマッサージを受けていると心穏やかになり,ガルガル状態の軽減にも役立ちました。

出産後、どれだけ大きなダメージを負っていようが待った無しの育児に追われる中、自分の身体を労わる時間はなかなか持ちにくいものです。腹部マッサージは、ママ自身が自分の体に意識を向けるいい機会となり、出産で変化した体に対してポジティブに受け入れることを促します。このマッサージは妊娠中子宮に圧迫され,本来の位置からずれていた腹部の臓器を妊娠前の体の状態に戻してあげることと,悪露の排出にもととも効果的です。

「産後の腹部マッサージ」についての具体的な方法は、以下のスライドで詳しく説明しています。

それぞれの動きの目安は30秒から1分くらい。

②の「太陽と月」の動きが中心になります。①→②→③→②→④→②→⑤→②→⑥→②→⑦と他の動きを行った後に②に戻ることをおすすめします。

このようなマッサージを取り入れることで、産後の回復をサポートし、家族全体の幸せと健康を促進することができます。出産後のケアが如何に大切か、そして家族全員でサポートし合うことの重要性を、改めて感じ取っていただけたら幸いです。

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Mamamarie

ドイツ在住。二児のママ。

大学院卒業後,ポスドクとしてドイツで働く。リケジョ。

このブログでは海外での出産・育児や日常生活をシェア。海外生活で色々とカルチャーショックに直面しつつも,リラックスした子育てライフを発信していきます。

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